昨年の11月、山梨県甲州市立松里小学校に行ったとき、造形への関心・意欲・態度、発想・構想の能力、創造的な技能、鑑賞の能力を子どもにわかりやすい言葉で置き換えた「4つの力」カードが使われていた。子どもにとっても、教師にとってもめあての共有化、意識化、明確化を図るためにとてもいいなと思った。
だから、4月5日の職員会議で早速提案し、本校でも「4つの力」カードを使わせていただくことになった。全クラス分作成し、ラミネートし、マグネットを貼って配布した。
私にとって、このカードはとても魅力的なものだけれど、カードのもつ意味をちゃんと理解していないとだたの形式、形だけの提示になってしまう怖さがあると思っている。でも、カードを使うのと使わないとのでは使った方がいいし、作品至上主義に陥らないためにも活用できたらと思っている。
今日から、23年度がスタートした。そして、今日から、現場に復帰した。担任する学年や校務分掌にくらくらするけれど、やらなければいけないことが山積していてくらくらするけれど、来年の3月にいい1年だったと言えるようにがんばろうと思った。
北海道の千歳市立千歳小学校の岩﨑先生に、石狩教育研修センターが発行する「石狩管内 児童生徒の図工美術作品集『石狩の作品集』第15集」を見せていただいた。今年の3月に発行する試作品だったが、とてもいいと思った。
私がいいと思ったのは、児童の言葉や先生の言葉があるだけでなく、評価の観点ごとに分かれていたということだ。このことによって、子どもはどんな場面で、どんな能力を発揮しているのか、また、こどもにどんな能力をつけようとしているのかが明確になると思ったからだ。



埼玉県立近代美術館で児童生徒美術展中央展が開催されていた。作品の中には、「どうしてこの作品なのだろう?」と思うものがあった。しかし、他の人と話していくうちに、だんだんその作品がよく見えてきた。作品について人と話すということは、自分の見方に新たな見方が加わり、違う角度から見ることができると改めて実感した。
だから、審査員によるギャラリートークがあったらきっとおもしろいと思う。
美術による学び研究会秋田大会に行った。私が一番興味深かったのは、国語との関連だった。私は全教科教えているので、この国語との関連の話を聞いて、国語以外でも何か出来そうという気持ちになれた。
図工の学習指導要領しかよく読んでいなかったから、「他教科と関連できるところは」という視点で他教科の学習指導要領を読んでみるのもおもしろいと思った。
内言・外言の話もおもしろかった。だから、「ヴィゴツキー入門」(柴田義松 著・子どもの未来社)も買って必要なところを読んだ。読んだことで、子どもたちの姿が思い浮かびよりイメージしやすくなった。
梶岡先生の発表にでてきた「先生ががんばっているのはよくわかりました。」という言葉が印象に残った。
上野先生の「私の中の自由な美術」(光村図書)は、とても読みやすかった。この1年で経験させてもらったことや考えさえてもらったこととリンクすることが多く、図工よりもっと広い意味で考えることができた。
ワールドカフェもおもしろかった。ホストになってしまった時は、ちょっと焦ったけれど、ホストになったお陰で頭をフル回転させることができた。模造紙に書くことで話された事が整理できて、書くことによって頭の中を整理できた。
ワールドカフェの本を読んだとき、学校にもどったらやってみたいと思った。そして、今回実際にやったことで、よりやりたくなった。思考の過程が見えて楽しい。
これは、9月に書いていた記事を少し修正したものである。
秋田の学び研は、国語との関連が私にとってとても興味深かった。こちらの記事は、もっと先になってしまいそうだけど・・・。
私が見学をしてきた学校の子どもたちは、多くの経験をつんできたからこそ、私が魅力を感じる活動ができていたのだ。
目黒区立五本木小学校の鈴木先生が、目の前の子どもたちと何ができるか常に考え続けるという意味、同じように授業をしても子どもが違えば決して同じにはできないという意味を実感した。
図工も算数と同じように経験の積み重ねが必要である。例えば、算数では、既習事項を用いて課題解決をしていく。だから、図工も既習事項が使えるような環境づくりや、今までの経験をふまえた授業展開が必要だと考える。
昨年度、扱う題材ごとに教科書で掲示物をつくった。この掲示は、学年でどんな経験を積んでいくのかが目でみて分かりやすい。これは、先生方だけでなく、児童にも分かり安い掲示だと思う。
来年度に向けて、新しい教科書で少し改良を加えて作り直したいと思っている。