図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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6/10(木)旅するムサビ

 今日は、茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校で旅するムサビが行われた。ムサビの学生が制作した作品をムサビ生がファシリテーターとなり、6年生児童が鑑賞する学習だった。作品は、全8作品。

 私は、子どもたちが、作品から受けた印象や思ったことを話し、作品を鑑賞することを通していろいろな感じ方や見方に気づくこと、また、それを楽しむこと、作品そのものに高い関心をもつことは予想できていた。

 今日の反省会で担任の先生から、
教室に帰ってから絵を描きたいと言って、創作意欲が湧いていたということや
話を聞けなかった作品について、児童が互いに作品の解説をしていたことなどを聞いて、
作者がいて、その作者と話したからこのような展開になったのだろうと思った。
それは、予想できていなかったし、旅ムサだからこのような展開になったのだと思った。

この旅ムサの最大魅力は、作者がいて、その作者と話ができることだと感じた。

学生から、作品を制作するまでに何枚もいろいろな角度から写真をとったり、
何枚もスケッチしたりした制作過程のファイルと見せてもらったり、
本当は違う色だったけど、こっちの方が絵にあっていると思ったから色を変えたこと、
子どもに手のひらを見せて、手のひらには青などいろいろな色が見える、だからそれと同じように光があたったり、時間が経過したりすることによって、色が変化する。その時に見えた色を全部重ねていったということ、
どんなことを考えて作品を制作したのか、
どうして画面からはみ出すくらい大きな構図にしたのか、
などいろいろ聞いた。

 作品を見て児童が互いに感じたことを話し合うのも楽しいが、私は、作者と直接話せたことが一番楽しい。作者がいることによって、興味がわく。興味がわいたことによって、どうやって描いたのだろう、自分はこう思ったけれど、作者はどう思って描いたのだろうと自然といろいろ考えるようになる。

 また、学生の話を聞いて、実物と同じ色にしなくてもいいんだとか、描きたい物の気に入った部分だけを大きく描いてもいいんだとか、きれいだなと感じた色だけを抽出して描いてもいいんだとか、実物とそっくりに描かなくてもいいんだとか、ティッシュも絵に使えるんだとか、好きだなと思った物を画面中いっぱいに描いてもいいだとか、鑑賞だけでなく、自分の表現にもつながったのではないかと思った。

 美術館では、世界的に有名な画家の作品をみることもできるし、いろいろな催しも行われている。でも、作者と話をすることなんて普通はできない。その普通ではできないことを可能にしたのがこの旅ムサだ。

 うちの学校の子だったなんて言ったのかなと、うちの学校の子にも体験させたいなと思い、茅ヶ崎小学校の児童がうらやましく思えた。
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by hita61 | 2010-06-11 14:48 | 小学校