図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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6/18(金)旅するムサビin北海道② 江別第二中学校①

 江別市立江別第二中学校の3年生対象で、旅するムサビが行われた。
 今回は、武蔵野美術大学の学生の他に、北海道教育大学の学生も加わってのギャラリートークだった。
 前回の茅ヶ崎は小学校で、今回は中学校だった。小学生も中学生もそれぞれに、自分の感じ方、友達と自分との感じ方の同じところ、違うところ、作品を見る視点の違いなどを楽しんでいた。2つの校種の鑑賞活動を見て、やはり中学生の方が鑑賞が深いと感じた。それは、次のような違いから感じた。

小学生
 作者の話を聞いて、なるほどね、へぇ、そうなんだ、という新しい情報を得ながら絵を見ることを楽しんでいるようだった。作者の話を聞いて、なお自分のイメージを語り、次から次へと想像がふくらみ、感想や質問がわき出てくる。

中学生
  作者の話をじっくり聞いて、作者の制作に至った思い、悩み、生き方などを自分に置き換えて鑑賞する姿が見られた。それは、生徒の表情や深いうなずきから感じ取ることができた。作者の思いや生き方を感じとり、自分に置き換えて考え、作品を見ているということに中学生の鑑賞の深さを感じた。

 小学生も、中学生も興味を持って、発達に応じた鑑賞ができたと思う。それは、やはり作者がいたことが大きい。作者と話すことで、作品の見方が深まるし、作品に対する興味もわく。しかし、それは、作者と出会う前に、作品について自分が何を感じ、何を思い、友達は何を感じ、何を思い、自分と友達との感じ方や視点の同じところや違うとことについて話し合ったからこそできたことだと思う。

 学校教育、美術による教育と考えたとき、鑑賞活動を通して一番大切にしたいのは、自分の価値意識をもって話し合うなど、友達との感じ方や考え方の交流だと思う。その中で、自分の感じ方や考え方、一人では気付かなかった視点や価値に気付くことができるし、見方が一層広がり、質の高い鑑賞活動に発展していくのだと思った。
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by hita61 | 2010-06-22 17:29 | 他の場所