図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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10/21(木)ゴッホ展

 国立新美術館で開催されている「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」を見に行った。f0236373_183591.jpg
 私は、ゴッホの「アルルの寝室」を扱った授業をしたことがある。だから、「アルルの寝室」の実物を見てみたかったし、ゴッホに興味があった。ゴッホが画家として過ごしたのは、27歳から37歳で亡くなるまでの10年間しかなかったと紹介されていた。

 ゴッホは模写をたくさんしていた。同じ絵を何枚も描いていたし、すっかり同じ構図で農婦が持っている物がスコップか箒の違いだけのものもあった。初期の頃の絵の中には、人物の頭が大きくてバランスがとれていないものもあった。
 描く対象の比率や遠近感を描くために「パースペクティヴ・フレーム」を使っていたこと、「灰色のフェルト帽子の自画像」では、見たままを描くのではなく背景を変えたこと、ゴーギャンの「ブルターニュの少年と鵞鳥」では、ゴーギャンは感情を絵に表すことができると考えていたことなどが紹介されていた。
 作品名は忘れたが、青いテーブルの上にタマネギが置いてあるゴッホの作品があった。その作品を見ていたおばさま2人の「つくえの形がちゃんと取れていなくても、タマネギの形が歪でもいいのよねぇ。私の(絵の)先生も、いいって言ってくれないかしら。」という会話が聞こえた。

 学校では、まねはよくないイメージがあるけれど、まねもありなんだ。また、実物そのものの色や形でなくてもいいこと、そのときの自分の感じ方、気持ちを大切にすることなどを子どもたちに伝えるとき、ただ先生が話すだけでなく、このような画家を例にあげながら話すと説得力がでるし、子どもの中にスーッと入っていくと思った。
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by hita61 | 2010-10-23 20:09 | 他の場所