図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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カテゴリ:埼玉県立近代美術館( 13 )

 埼玉県立近代美術館のMOMASの扉に参加した。今回の「み〜っけ!」は、幼児向け美術館デビュープログラムで「おかなしならくがき」が行われた。これは、美術館の建物(曲面ガラス・外ドッキング・グリット天井など)の鑑賞を楽しんだ後、野外で「紐」を使って線を引くプログラムである。
 活動の説明を受けているときに、「紐でなんからくがきはできないよ。」と言っていた6歳児が、活動が進んでいくうちに「あっ、絵ができた!」と言いながら楽しんでいたのが印象的だった。

 できあがった紐で描かれたもので、線をたどって遊んだ。上から見て、見立て遊びもした。小さい子どもにとって大きな実物よりも、全体を写真に撮ったものの方が、全体が把握しやすく、見立てがしやすいのではないかと感じた。
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by hita61 | 2010-10-04 01:04 | 埼玉県立近代美術館
 埼玉県立近代美術館のこだわり工房「風景をキャッチ!」に参加した。これは、9/25から始まった企画展「アンドリュー・ワイエス展」にあわせ、テンペラ絵の具作り体験する企画だ。また、作ったテンペラ絵でドライブラッシュの技法等も取り入れて、色の重なりを楽しみながら絵を描いた。

 以前から、テンペラ絵の具の作り方は聞いてはいたが、イメージがわかなかった。でも、今回実際に見て、作ることにより、どんなものかわかった。やはり、百聞は一見にしかずだった。
 小学1年生から4年生までの11名が参加した。子どもたちは、想像していた以上に興味を示し、絵の具作りを楽しんでいた。自分の物は自分で作る、作る色数に制限はないということが子どもにとってうれしいのだと思った。

 私にとって、顔料、水、卵、酢という身近な材料で絵の具が作れることが魅力的だった。顔料の中には、気を付けなければいけないものもあるが、安全に絵の具が作れることもうれしい。
 子どもたちの活動の様子や反応から学校でもやってみたいと思った。学校でやったらかなりの盛り上がりをみせるであろうことが想像できた。でも、興味関心を持たせることはできても、テンペラ絵の具を使う必要性が今の私には思い浮かばない。だから、授業としてはできないと思った。

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by hita61 | 2010-10-03 11:19 | 埼玉県立近代美術館
 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉、「美術館の作品をプレゼント」に参加した。これは、くじでペアを作り、その相手にぴったりあった作品を見つけてていくプログラムである。大まかな流れは、次のようである。
1 ペアで自己紹介や質問をしながら、相手のことを知る。
2 展示室で相手にぴったりの作品を選ぶ。
3 グループみんなで集まり選んだ作品を紹介していく。
4 相手にメッセージカードを書いてプレゼントする。

 私は、4年生1名、3年生2名、1年生1名の男児グループを担当した。子どもたちの様子を見ていると、まず、自分自身が作品鑑賞を楽しみ、その後、相手の子に合う作品を選びだしていた。
 1度目は、自分で鑑賞し、2度目は、選んでもらった作品を鑑賞する2度の鑑賞が行われていた。活動をしていく中で、子どもたちがどんどん仲良くなっていくことがよくわかった。また、それぞれの学年なりに相手のことを考えて、なぜその作品を選んだのか伝え合えたことがとてもいいと思った。選んでもらった子が、選んだ理由を聞いているときが一番うれしそうで、いい顔をしていた。やはり、自分のために何かしてもらうというのはうれしいものだ。
 子どもたちが、とても楽しんでいたことがよく分かった。
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by hita61 | 2010-09-11 22:57 | 埼玉県立近代美術館
 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉プログラム「アート★ビンゴ」に参加した。
これは、美術館を気軽に楽しむ鑑賞活動として行われるセルフプログラムで、クイズを用いて友達同士や親子で美術館を楽しむことを目的としている。事前申し込みの必要はなく、その場で気軽に参加できるところがいいと思った。

 今回のクイズは、野外彫刻の重さ、版画作品に描かれている生物が言っていることを考える、タペストリーに描かれているものは何か想像する、お気に入りの椅子の絵を描いてくる等があった。

 私は、受付を担当した。受付では、説明や問題用紙等の配布をする他、クイズを終えて戻ってきた参加者の答え合わせをした。
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答え合わせは、どうしてそう思ったのか、椅子に座った感想等、参加者と会話しながら進めていった。親子で違う吹き出しを書いてきて、「ぼくは、〜なんだけど、お母さんは〜なんだよ。」と楽しそうに話してくれる子もいた。吹き出しは、魚の台詞を考えるものだった。1年生の子が考えた台詞の中に「国産だよ。」があった。きっと家の人とよく一緒に食料品売り場に行っているのだろうと思い、そのことについてその子とも保護者とも話した。生活と結びついているところがおもしろいと思った。
 また、就学前の子がものの形をたとえる時、動物をよく使うと思った。
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by hita61 | 2010-09-04 23:35 | 埼玉県立近代美術館
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 埼玉県立近代美術館のMOMASの扉で彫刻家、橋本真之さんのアトリエ訪問をした。小学生、中学生、高校生の15名が参加した。
 始めに、美術館にある橋本さんの作品「果実の中の木漏れ日」を鑑賞し、作品から受ける印象や、どんな人が作ったのかなどをみんなで話した。その後、バスに乗って移動し、橋本さんと一緒に幼稚園や、集合住宅、団地にもある橋本さんの作品を鑑賞した。
 最後に、アトリエを案内していただきながら、発想のプロセスやそれにまつわる苦労やエピソードなどを話していただいた。
 私は、鍛金で小物入れを作るだけでも、すごく大変だったのに、大きな作品を機械を使わずにすべて当てがねと延べ槌を使った手作業で作っていくなんて気の遠くなる作業だと思った。私が使った銅板よりも厚い銅板を焼きなますことなく金切りばさみで切っていたのも驚いた。

 作品を制作するプロセスなどを聞きながら、物を見る視点やとらえ方、感じ方、感覚などが違うなぁとつくづく思った。これは、ムサビの学生からも感じたことがある。

 家に帰ってきてから、
 何を考えて延べ槌を打っているのかとか、嫌になることはないのかとか、どういう一日を送っているのかとか、聞きたいことが浮かんできた。もっと早く浮かんでいれば、直接聞けたのになぁ。
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by hita61 | 2010-08-31 02:08 | 埼玉県立近代美術館
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 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉のサマーアドベンチャーに参加した。今回は、武蔵野美術大学の建築科の方々が企画した空間体験「公園をまちにしよう」という取組だった。
 事前の申し込みは必要なく、参加したい人が当日申し込む形であったが、幼児から大人までの111名が参加した。公園での準備では、楽しそうな雰囲気を醸し出し、通りがかる人の興味を集めていた。
 この取組は、美術館にある公園を舞台に、人とのつながりを大切にしたワークショップで、身近な素材を使って、公園をまちに見立てて遊ぶものだ。
 2時間で3つの活動が行われた。




 
 1つ目は、水道管+麻ひも+布でつくるモナドハウス。高いところの作業は大人が、低いところの作業は子どもがというように自然と役割分担されていた。また、できあがったパーツを組み合わせる時は、大人同士の会話が生まれていた。
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 2つ目は、1辺が50cm程度の正方形でできたフェルトを組み合わせて壁?を作った。フェルトの4辺にはマジックテープが付けられており、いろいろな形に変形させることができた。参加者がかぶっている帽子もこのフェルトで作られており、時々、帽子の形を変えて楽しむ姿も見られた。
 このフェルトを組み合わせていく活動は、小さい子が集中していた。ピンクと青の2つのグループで活動していたが、子どもたちの案で2つをつなげることになった。
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 最後は、カラフルな毛糸を使った糸電話を好きな場所に配置して、空間をつなげていった。たくさんの糸電話が繋がっているため、どれとどれが繋がっているのかよくわからないものもあった。子どもの会話の中に、「もしもし、誰ですか?お名前は?」というものがあり、知らない子同士がつながっていくおもしろさを感じた。
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 また、公園内にいくつか楽しみながらペットボトルのキャップを集められる「コロコロボトルキャップ」が設置された。小さい子が楽しんでいた。
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by hita61 | 2010-08-15 00:21 | 埼玉県立近代美術館
 埼玉県立近代美術館のMOMASの扉プログラム「ねぇ!わかって!この感じ!」に参加した。f0236373_011301.jpg
 これは、音やジェスチャーから想像して、館内にあるどの作品を表現したものなのかグループで探るプログラムである。
 埼玉大学の学生が、表現する作品を選び、その作品を音やジェスチャーで表現した。作品を音で表現したことがとてもおもしろかったし、音から作品を探ることもとてもおもしろかった。音を出している時、参加者は後ろを向いているので、どうやってその音を出したのかわからない。だから、なおさらその音に神経を集中させているように見えた。スズランテープをくしゃくしゃにして出した音だったり、空き缶を潰した音だったり、紙をすりあわせる音だったり、学生が作品をイメージして作った音もおもしろかった。
 中学生グループの様子を見ていたが、自分たちで活発に話し合いを進めていた。作品のどの部分からジェスチャーされたことや音が感じられるかなど、自分もジェスチャーしながら話す場面も見られた。

 最後に、学生がどの作品を選んだのかとなぜそのように表現したのかを話した。あたった、はずれたというふうにはならなかった。そうならないようにしていたこともあるが、おそらく参加者が、十分に作品を見ることを楽しんだからではないかと思った。

 とにかく、今回のプログラムはとてもおもしろかったし、盛り上がっていたと思う。
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by hita61 | 2010-07-22 21:55 | 埼玉県立近代美術館
 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉プログラム「アート★ビンゴ」に参加した。
これは、美術館を気軽に楽しむ鑑賞活動として行われるセルフプログラムで、クイズを用いて友達同士や親子で美術館を楽しむことを目的としている。

 親子での会話を楽しみながら館内を巡るのがいいと思った。特に、9mの長いいすの長さを、子どもの体を使って測ったり、手を広げて測ったりしている様子がほほえましかった。

 先週の「み〜っけ!」で担当した親子が、「この前、本当に楽しかったって言っていました。だから、今日も来たいと言っていたので来ました。」と私のところにわざわざ言いに来てくれた。うれしかった。こういう人とのつながりもいいなと思った。
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by hita61 | 2010-06-13 00:18 | 埼玉県立近代美術館

6/5(土)み〜っけ!

 埼玉県立近代美術館のMOMASの扉プログラム「み〜っけ!」に参加した。

 埼玉近代美術館で、川口短期大学の押元先生に初めてお会いした。押元先生にごあいさつした時の第一声が「あっ、ブログの人…」だった。小っ恥ずかしい気持ちになったが、そこからお話ができてうれしかった。鍛金をやられていることなど、お話をすることで初めての世界に出会えることもできて更にうれかった。

 「み〜っけ!」は、4歳から就学前の幼児を対象にしたプログラムで、公園の中から「かお」を探し出す見立てを楽しむ活動だった。幼児12名とその保護者が参加した。
 幼児12名が4つのグループに分かれ、公園内から「かお」を見つけ、その「かお」を幼児自身がカメラで撮影した。その後、プリントアウトされた「かお」にクレヨンやペンで絵を描きたし、全員で鑑賞をした。わたしは、4歳(女児)、5歳(男児)、6歳(女児)の3名を担当した。

 久しぶりに子どもたちと一緒に過ごして楽しかったが、語彙の少ない子の気持ちを引き出すことがとても難しかった。かおを見つけたものの、誰のかおなのか、どんな気持ちのかおなのか、男なのか女なのかなどを聞いたが、なかなかうまくは聞き出せなかった。後になって、見つけた顔のまねをさせ、それから、そういう顔をするときはどんな時?などと聞いていけばよかったと思った。
 また、写真を撮り終えた後、みんなでかおを探しながら美術館内に戻った。その時が、一番盛り上がった。目2つと口1つ分あれば、顔になると感じているようだった。

 f0236373_049769.jpg 写真に絵を描いていくとき、幼児のイメージが広がっていくのがよくわかった。木が手に見えると言って写真をとった6歳女児は、まず、はじめに、木に手を描き、指輪やブレスレットをつけた。その後、左に女の子を描き、かわいいからと手袋をつけさせた。手にボールを持たせ、右に、友達の女の子を描いた。二人で一緒に遊んでいるそうだ。右の女の子の手は、ボールを持っている木の手の後ろにあるから描かない、というように、絵の中で物語が展開され、発想が広がっていくのがよくわかった。
 5歳男児は、かおは男の子と言って目と口を描いて終わりだった。この男の子は何が好きなの?と聞いたら、プラレールと言って、青のクレヨンで線路を描き加えた。線路がぶつぶつに切れていたので、この線路はどこに続くのかな?と聞いたら、線路と線路をつなげ、ぐるっと線路を延ばした後、行き止まりと言って、くるくると丸を描いて終わりにした。その後、その線路には黄色い貨物がはりし、魚を運んでいる貨物だと教えてくれた。でも、その貨物には魚は描かれていない。魚は貨物の中にいるから見えないのだ。

 小さい子ほど、対話を通さないとその子の世界は見えてこないと実感した。また、活動が止まってしまった子には、イメージをふくらませられるような言葉がけが必要だと感じた。5歳男児に「この男の子は何が好きなの?」と聞いてしばらくしてから、「プラレール。」という答えが返ってきた。この時初めてこの子はずっと考えていたのだと分かった。だから、外でももっとこの子の答えを待っていてあげればよかったと反省した。「待つ」ことは、あらゆる場面でとても大切だと改めて感じた。
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by hita61 | 2010-06-08 01:00 | 埼玉県立近代美術館
 埼玉県立近代美術館で、学芸員の方に、企画展の決め方や企画展が開催されるまで、海外から絵をどのようにしてもってくるのか、展示の仕方などを教えていただいた。
 3年くらい練られた企画もあること
 企画会社もあること
 現地に赴いて作家の生まれ故郷を訪ね歩いたり、作家の作品への思いを聞いたりすること
 現地で作品を箱に入れるとことを見届けること、
 現地に美術品を運べる運輸会社がなければ、外国の運輸会社を手配することもあること、
 場合によっては護送車がつくこともあること、
 税関通過などを見届けること
 絵を貸し出すときは、美術館の人も同行すること、    など

たくさんの時間と労力とお金がかかっていることがわかった。
こういう話をちょっと子どもに話すだけで、興味をもちそう。
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by hita61 | 2010-05-26 23:58 | 埼玉県立近代美術館