図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉、「美術館の作品をプレゼント」に参加した。これは、くじでペアを作り、その相手にぴったりあった作品を見つけてていくプログラムである。大まかな流れは、次のようである。
1 ペアで自己紹介や質問をしながら、相手のことを知る。
2 展示室で相手にぴったりの作品を選ぶ。
3 グループみんなで集まり選んだ作品を紹介していく。
4 相手にメッセージカードを書いてプレゼントする。

 私は、4年生1名、3年生2名、1年生1名の男児グループを担当した。子どもたちの様子を見ていると、まず、自分自身が作品鑑賞を楽しみ、その後、相手の子に合う作品を選びだしていた。
 1度目は、自分で鑑賞し、2度目は、選んでもらった作品を鑑賞する2度の鑑賞が行われていた。活動をしていく中で、子どもたちがどんどん仲良くなっていくことがよくわかった。また、それぞれの学年なりに相手のことを考えて、なぜその作品を選んだのか伝え合えたことがとてもいいと思った。選んでもらった子が、選んだ理由を聞いているときが一番うれしそうで、いい顔をしていた。やはり、自分のために何かしてもらうというのはうれしいものだ。
 子どもたちが、とても楽しんでいたことがよく分かった。
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by hita61 | 2010-09-11 22:57 | 埼玉県立近代美術館
 愛媛県松山市立高浜小学校の校庭では、こいのぼりが泳いでいた。どうしてこの時期ににこいのぼりなのだろう?と思って聞いてみた。そうしたら、全員が休まず登校したときにこいのぼりがあがるとのことだった。すごくいいなと思った。
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by hita61 | 2010-09-11 22:08
 木村先生は、松山市の図工主任会の会長もされている。今日も、市教委の各学校のポストに、美術展の題材例やその資料、審査基準や基本方針等を記載したものを入れてきたとのことだった。
 木村先生は、そうやって市全体の図工の力の向上のために努められていた。学校では、学級担任をされているが、空き時間等を利用するなど時間を見つけて、他の学年の図工の授業もされているとのことだった。
 東京都町田市立町田第四小学校の岡田先生も、やはり空き時間を利用するなど時間を見つけて、出ていない学年の授業をされていた。

 私が授業見学をさせていただいている先生方すべて、担当している学級だけでなく学校全体の図工の力の向上に努められていた。そして、みなさん、必ず、言うよりもやって見せていた。そうやって、図工を広め、理解を図っていくのだと思った。

 私は、絵の見方の研修が一番必要だと思っていた。それは、今も変わらない。そして、今回、更に必要だと思うものができた。
 それは、審査の基本方針をより具体的に、より明確にして全学校の全職員に提示することだ。確かに、県からは、趣旨や題材例等が記載されている要項が各校に配布されている。でも、視覚に訴えた方がよりわかりやすくて、伝わりやすいと思った。
 だから、「子どもの絵の見方」(東洋館出版社)や「1億人の図工・美術」(カシヨ出版)や「よくわかる図画工作科学習指導要領ビジュアル解説 授業への生かし方」(開隆堂)に記載されているように、作品と文字を組み合わせた資料があれば、より分かりやすくなると思った。そして、その作品の選出理由を4つの観点別評価に照らし合わせて解説して示すことで、より理解が図れるのではないかと思った。
 全員の先生が美術展を見に行っている訳ではないけれど、ほとんどの小学校の先生は図工を教えている。そして、先生たちが一番題材設定について考える時の一つに、美術展前が考えられる。だから、美術展の要項とともに、絵と文字が入った解説や審査基準を示すことは、担任としてもとてもありがたいし、それは、結果的に子どもにかえっていくことになるのではないかと思う。


↓教室からの景色
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by hita61 | 2010-09-10 00:12 | 小学校
 午後7時頃、松山空港に着いた。四国に来たのは、愛媛県松山市立高浜小学校の木村早苗先生の授業見学をさせていただくためだ。木村先生は、小学校学習指導要領解説図画工作編作成協力者になっている先生だ。
 木村先生と夕食をご一緒させていただいた。お話をさせていただいている中で、私にとってまた新しい発見があり、勉強になった。

1 子どもの世界を見つめる展
 これは、今年度から始めた取組で、「子どもが日常に描いた絵」の展覧会だそうだ。私は、今まで「子どもが日常に描いた絵」の展覧会は、見たことも聞いたこともなかったし、とても魅力的に感じた。
 これは、らくがきちょうのような薄めの紙のスケッチブックに日頃から子どもたちが描きためていたものを、色画用紙の台紙をつけ、題名、作者のコメントを添えて展示したとのことだった。子どもたちが日常的に描いているマンガ、イラスト、スケッチ、落書きなど、子どもたちの絵を描く行為の中に、子どもが表現することの意味や価値を見いだしたいと考え始めたとのことだった。

2 スケッチブックから
 9月7日(火)に実際に、「子どもの世界を見つめる展」に出品した作品を見せていただいた。色鉛筆、クレヨン、カラーペン等を使って描かれていた。子どものこだわり、興味を持っているものがとてもよく分かったし、描きながら発想が広がっていったことが想像できた。どれも「子どもが本当に描きたいものを描いている」と感じる絵だった。
 スケッチブックそのものも見せていただいた。スケッチブックの展示もしたそうだ。ある子は、何枚も何枚も乗り物が描かれていた。そのスケッチブックから、絵の連続性、その子のこだわり、価値観等も見えてきた。
 ちょっと薄めの紙のスケッチブックだということで、子どもは構えることなくどんどん思いを描いていきやすいのではないかと感じた。また、1冊にまとめられているので、子ども自身が自分の活動を振り返りやすいのだと感じた。

3 絵をかくということ
 木村先生の話の中に、朝読書等好きな本はどんどん読むことはとてもよい勉強だと認められているが、子どもたちが自由帳などに好きな絵をどんどん描いていることは勉強だと認識されていないのではないかという話があった。本当にその通りだと思った。私も、休み時間に自由帳に絵を描いて楽しんでいる子がいたけれど、それが勉強になるという考えはなかった。

 低学年ほど、イメージで考える。だから、絵を描くことで考えているのではないか。そして、絵で考えてから活字がでてくるのではないか。文字の勉強を先にやっても、文字からイメージを浮かべることは難しい。だから、低学年ほど自由に絵を描くことをたくさん経験させたいという話がとても印象的だった。

 そして、見ないで描ける子の方が自由に描ける。見ないで描ける子は、見ても描ける。しかし、見ないと描けない子は、見ないでかくことは難しい。という話も印象的だった。
 これは、見ないで描ける子というのは、自分の思いがあり、発想が鍛えられているということなのかなと思った。そして、木村先生は、見ないで描ける子を育てたいと話してくださった。
 低学年では、描きたい衝動にあわせてどんどん描かせる。そういう経験を積んでいれば、中学年で、空想で描けるようになる。そして、中学年で、空想の絵を描く経験をたくさん積んでいれば、高学年でも、空想の絵が描けるようになるのではないかと話してくださった。そして、高学年で見ないで描ける子は、絵を書き慣れた子なのではないかとも話してくださった。
 どの学年も非常に大切なのだが、特に中学年で、いろいろな表現方法をしり、自分の思いに合わせて表現方法を選ぶ経験をいかにするかがその後の活動に大きく影響するのだと感じた.


富士山(たぶん富士山、きっと富士山)が見えたことがうれしかった↓
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もうすぐ着くよ↓
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坊ちゃん列車(平日だからかな、1両しかない・・・。)↓
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by hita61 | 2010-09-07 23:06 | 小学校
 今日は、埼玉県立近代美術館のMOMASの扉プログラム「アート★ビンゴ」に参加した。
これは、美術館を気軽に楽しむ鑑賞活動として行われるセルフプログラムで、クイズを用いて友達同士や親子で美術館を楽しむことを目的としている。事前申し込みの必要はなく、その場で気軽に参加できるところがいいと思った。

 今回のクイズは、野外彫刻の重さ、版画作品に描かれている生物が言っていることを考える、タペストリーに描かれているものは何か想像する、お気に入りの椅子の絵を描いてくる等があった。

 私は、受付を担当した。受付では、説明や問題用紙等の配布をする他、クイズを終えて戻ってきた参加者の答え合わせをした。
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答え合わせは、どうしてそう思ったのか、椅子に座った感想等、参加者と会話しながら進めていった。親子で違う吹き出しを書いてきて、「ぼくは、〜なんだけど、お母さんは〜なんだよ。」と楽しそうに話してくれる子もいた。吹き出しは、魚の台詞を考えるものだった。1年生の子が考えた台詞の中に「国産だよ。」があった。きっと家の人とよく一緒に食料品売り場に行っているのだろうと思い、そのことについてその子とも保護者とも話した。生活と結びついているところがおもしろいと思った。
 また、就学前の子がものの形をたとえる時、動物をよく使うと思った。
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by hita61 | 2010-09-04 23:35 | 埼玉県立近代美術館
 研修に出てから思うのは、図工は大切だということだ。自分の指導方法のまずかった点も見えてきたし、図工が担う役割も、図工の必要性も見えてきた。しかし、そのことを人に話すとき教科の特質から話したのでは説得力が足りないと感じる。
 国語や算数は、大切って言わなくても、大切なのが当たり前になっているし、存在意義を問われることはない。でも、図工の場合は、どうして必要なのか、なぜ大切なのかの存在意義を問われることがある。だから、図工の大切さを唱える時、説得力を出すためには、もっと大きな視点から唱えていく必要性を感じる。これから先、60年、70年と生きていく子どもたちにどんな教育が必要なのだろう。図工・美術の必要性を訴える時、まずは、ここから、考え直す必要があると感じた。
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by hita61 | 2010-09-02 10:17