図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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 造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会京都大会に行った。保育園から高等学校までの公開授業がある大きな大会だった。
 1日目は、京都市立宇多野小学校に行った。正門には、手作りの看板があった。ゴシック体で書かれている大きな看板はよく見るが、手書きの看板は初めて見た。
 宇多野小学校では、1〜6年までの14学級と特別支援学級の全15学級の公開授業が行われた。体育館には、児童の作品が展示されていた。先生が作った題材名の掲示の仕方には、工夫があった。私は、全学年の授業を一通り見て回った。だから、ひとつひとつは詳しくは分からないが、雰囲気や活動の様子は分かった。

 分科会は、中学年部会に参加した。愛知教育大学藤江充教授の指導助言の中に「資質と能力」についての話があった。私は下記のように理解した。

 資質と能力について
 「育成すべき資質や能力」と言われるが、育成する対象となるのは資質である。そして、これをやればできるというものが能力になり、資質と能力はかたまって新たな資質となり、それにまた能力がついてどんどん固まって増えていくものである。

 アプリを作った人は「自分が思ったことが形になっていくので楽しい。」と言っている。つくり出す喜びを経験させるのが図工である。鑑賞も通してつくる喜びになり、それが共通事項へとつながっていく。

 その他にも授業について具体的な指導助言があった。主な指導内容は、次のようだった。
3年「トントントンくぎうち名人」では、
くぎうちを楽しめばよい。
子どもが使いやすい金槌についても考えた方がよい。
今回使用していた太い釘は、子どもにとって打ち込むのが難しいのではないか。
釘をうって、木片をどうつかっていくのかが創造的な技能になっていく。
4年「焼き物のススメ〜京焼・清水焼を味わおう〜」では、
子どもが使っている茶碗の素材がどんなものであれ、自分が使っている茶碗をもってきて見比べてみるのもよい。
図工には、言えない世界がある。言葉では言えないけれども、わかるよねという世界がある。
4年「ありえない絵 美術館」では、
授業で意図したことはわかるが、「ありえない」という言葉には否定的なイメージがある。「あったらいいなこんな世界」というような投げかけの方がよかったのではないか。

 私は、「資質と能力」の話を聞いて、三澤先生の授業のジョハリの窓を使った認める評価と気付かせる評価によって社会的に生きる私がつくられ、広がっていく話を思い出した。

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by hita61 | 2010-11-02 21:42 | 小学校
 新座市立八石小学校の田尾先生の授業を見学させていただいた。今までもたくさんの先生にお世話になり、授業を勉強させていただいた。しかし、2時間題材以外の題材を始めから最後まで見学することはなかった。つまり、その時間の児童の変容を見ることはあっても、題材を通しての児童の変容を見ることはなかった。また、私がいつも知りたいと思うのは、どのような導入をしたのかということだった。
 そこで、今回は田尾先生にお願いをして、一つの題材の始めから最後までを見学させていただけることになった。

 題材名「よみがる感動 そのときの私」(立体)第6学年 10時間扱い
 田尾先生が題材名を板書してから一番始めに言った言葉は、「感動したことがある?」だった。それから、大きなことでなくても、映画を見て泣いてしまったことも、ラーメンを食べておいしかったことも、引っ越しをした日に雪が降っていたことも感動で、感動はすごいことでなくてもあるという話を子どもとのやりとりの中でされていた。

 大きくなくても心に残っているものを形にしていくこと、学校で用意する材料、「私」を作るための必要な針金の芯の作り方の説明をされた。最後に、来週までに他に使いたいもがあれば持ってくること、そのためには何を作るかを決めておくことを指示していた。

 私だったら、学校で用意する材料の説明をしたときに、他にどんな材料が使えそうか子どもに投げかけて、あげさせている。でも、よく考えてみれば、何を作るか決まっていなければ、どんな材料がいいのかもわからない。ちゃんと子どもが材料を持ってこられるか心配で、ちゃんと材料をもって来られるようにそのような場を設けるのだが、裏を返せば、自分が安心したいためなんだと思った。
 子どもに任せるってことは、私の場合は言いたいことをがまんすることなのかもしれない。
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by hita61 | 2010-11-02 11:02 | 小学校
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 内野先生は、掲示もかなり工夫されたいた。まず、図工室の壁一面に図工で使う道具が掲示されたいた。道具の名前は書いていない。道具の名前や使い方は、その時になって覚えればいいこと。ただ、こんな道具があるという情報を提供することは必要だと話してくださった。f0236373_72351.jpgf0236373_723841.jpg
 
 図工室以外にも、4年生が管理している立体めがねやぱらぱらマンガなどを展示した「見る見る美術館」があった。廊下には、右側通行を喚起するように児童の作品を展示していた。

 さらに、「これは俺の宝物。」とおしゃって今まで指導されてきた歴代の作品を見せてくださった。また、5年生の作品「ジャングルの生命(いのち)」は、すべてすばらしいし、評価でCとなる子はいないこともわかる。でも、AとBをどうわけていくか知りたいと話したところ、やってみればいいと、私が一クラス分をやって、見ていただいたりもした。ティンゲリーで使うモーターの組み立て方も教えていただいた。
 電動糸鋸をまだ使わない学年には、サービスタイムと言って、子どもが鉛筆で描いた形に切ってあげることもある。それは、やってあげているのではない。それも情報である。今はできなくても、こういうこともできるんだという情報を与えているのだと話してくださった。

 内野先生に次のことを伺った。
1 題材名「ジャングルの生命(いのち)」を使って育てたい能力
 描画のプロセス。絵を描く順序性、手続きを自分で考えて、密林という題材がもっている奥行きのある画面をどう5年生がとらえていくか。
 命に対する姿勢も大切。ジャングルそのものがすばらしい命である。

2 感性を働かせていたと思われる場面
 5年 題材名「ジャングルの生命(いのち)」について
 最初に何をやるべきか、その時の色の選択、順番、筆のタッチ、絵の具の量、水の量など自己選択する時にに感性が働いているのではないか。
 図工の感性は自己選択にある。自分で選んで自分で決める。どっちの色がいいかな、どっちの形がいいかななどのように、選択していく中でアートが生まれてくるのではないか。そして、そのあとに感性がついてくるのではないか、または、やがてついてくるものではないか。内面のアートを大切にしたい。

 色は一色ではないことを徹底的に教えている。子どもには、色は関わりであること、隣り合った色と一緒に色はきまってくることを教えている。
 「色は友達と一緒で、仲良し同士は同系色。一瞬きれいだけれども、緊張感はないよね。でも、そこに性格の違った友達が入ることで、緊張感が生まれ、もっとよくなるね。色の世界、配色は人間と同じだよ。」と話していると教えてくださった。

3 子どもに伝えたいこと
 自分のすてきさに気付いてほしい。表現することの楽しさを感じてほしい。今楽しい経験をするといことは必ず残っていく。
 楽しいは深い。楽しいは実は苦しい。ある程度ハードルが高い方が楽しいということを教えていきたい。そのために、図工の題材がある。考えが考えのままで終わらない、考えたことが実現できるのか図工のすごいところ。そして、それが図工の考えるということではないか。そして、それを最後までやれるということがとても大事なことではないか。
 図工を通して、勉強していく意味を教えていきたい。選択、決定できるのは自分であるということ。

4 授業で大切にしていること
 自己決定の場をつくる。
 ハードルを高く持つこと。
 幅の広い、広がりのある題材設定をすること。題材で何を感じてくれるか、子どもが世界をどう広げていけるかの題材設定を大切にしている。

 先生の課題提示は、ヒントでしかない。その課題を子どもが受け止めて、「ぼくだったらこういうジャングルにしたい。」という自己課題再設定をしていくものだ。それが、エネルギーである。だから、こういうジャングルを描きなさい、こういう風に描きなさいと細かい指示を出して描きなさいと言っているのでは、図工ではない。先生が言ったとおりに描いているだけである。
 ジャングルという課題を与えたならば、ジャングルの中に自由がなければいけない。

5 図工室経営で大切にしている
 一番大切にしていることは、安全性。
 子どもが自立しやすい環境づくり。道具がどこにあるか子どもがわかり、思ったときにすぐに使える環境。子どもの動線に立って動きやすい環境。
 作り合いの環境づくり。精神的なものである。それぞれの表現を尊重しあえる環境。そのために、先生がどんどん動く。
 図工大好きな子どもを育てたい。

6 先生にとって図工とは
 子どもにとっての図工とは何かを考えること。

 最後に、内野先生は、15歳から社会経験があること。中学を卒業してすぐに勤めたところが変電所、町の鉄工所。父親と鉄工所経営したこと。働きながら、高校、大学に行ったこと。職工経験が私にとっての美術大学だと話してくださった。


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by hita61 | 2010-08-04 23:43 | 小学校
 第5・6校時は、6年生の題材名「チャレンジ・ティンゲリー」
 内野先生に、ティンゲリーは人の名前であること、そして、ティンゲリーに挑戦するという意味をこめて「チャレンジ・ティンゲリー」という題材名にしたと教えていただいた。
 私は、ティンゲリーを知らなかったので、帰宅してからティンゲリーについて調べた。ティンゲリーは、スイスの画家であり、彫刻家であった。廃材を利用して動く彫刻を作ることで知られていた。実際に、ティンゲリーの作品の画像を見たが、見ているだけで楽しく、触ってみたい感じがした。また、色がついている作品の中には、ごっついけれどかわいい感じがするものもあった。子どもが興味をもちそうな形をしていた。
 こういうところから題材を開発していくことがすごいと思った。普段から題材や材料などについて考えているとは、こういうことだと思った。

 子どもたちは、骨組みを木材で作り、モーターと廃材と使って、動いて音がなる仕組みを作っていた。3人一組のグループ活動であった。グループをどうやって決めたか子どもに聞いたところ、係の子がいてその子たちが決めたとのことだった。内野先生は、全部子どもたちに決めさせるとおっしゃっていた。f0236373_6523649.jpgf0236373_652414.jpg
 廃材は、自分たちで用意もしていたが、先生もいろいろ用意し、入札していた。これは、使いたい材料の上に自分の名前を書いた紙を置いておき、入札が終わった時点でじゃんけんをして決めるというものだ。この「入札」という言葉も子どもにとって魅力的だと思った。

 昼休みから図工室に来て活動しているグループもあった。活動がかなり進んでいるように思われたので、子どもに何時間目か聞いたところ、前回に2時間活動しただけとのことだった。2時間でここまで進んだことに驚いたが、内野先生に言わせれば遅いとのことだった。
 また、設計図は描いていなかった。子どもたちは、「前の6年生の作品があるから、それを見てどんな感じになるのかイメージが湧く。だから、どんどんできるのだ。」と話してくれた。
 その時、戸田市立芦原小学校の長尾先生の「掲示は大切。それが子どもたちの活動に表れてくることもあるし、表れないこともある。でも、あるのとないのとでは違う。」という言葉を思い出した。ずっと見てきているから、できるのだ。そして、きっと6年生になったら、ああいうことができるという憧れを持っていたのだと思う。
 昨年、5年生で「音のある風景」という造形遊びやった。他学年の子が「5年生はいいなぁ。来年は、ぼくたちもできるぞ。」と言っていたと他学年の先生が教えてくれた。
 「来年は、やるぞっ。」という気持ちもとても大切だし、そういう思いを持つことは、次の学年での活動の広がりにもつながっていくと思った。そう考えると、その年の担任の先生によって、やる題材があったり、やらない題材があったりすることには課題があると思う。もちろん、その年の子どもに合わせて取捨選択していくことも大切であるが、子どもの気持ちを考えたとき、同じ題材を発展させていくことも大切だと感じた。

 内野先生は、子どもたちにものを大切にすること、グループで活動する意味を考えることなどを話されていた。図工の時間だけれど、学級経営にも通じるものがあった。
 特に、防ぐことのできた机のへこみ傷に対してかなり厳しくしかった。最後に、「いいか、今日のことは絶対に忘れるな。大人になっても忘れるんじゃないぞ。」という言葉がとても印象に残った。また、刃物の約束「人を傷つけない、ものを傷つけない、自分を傷つけない」という言葉も印象に残った。
 内野先生の図工は、子どもたちが大人となった時にいきていく人生観のようなものが魅力的だった。
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by hita61 | 2010-08-04 06:55 | 小学校
 第5学年 題材名「ジャングルの生命(いのち)」
この題材のねらいは、あるジャングルを想定し、それにあった主調色を見付け、密集した植物を描くこと。奥行きを意識しながら、主調色の反対色を感じて、生命を描き加えていくこと。とのことだった。
 ジャングルの主役は植物の密集であることを押さえなければいけない。そして、ジャングルの中にもうひとつの命が生まれてくると話してくださった。

 内野先生は、とにかく子どもの絵をよく見て回っていた。そして、子どもの絵の指導をしながら、いろいろな話をしてくださった。

先生の役割について
・教師は何を準備するかが大切。環境を整えてあげることがとても大切。
今回の題材では、内野先生は、都立夢の島公園夢の島熱帯植物館へ行って実際に資料となる写真をたくさん撮ってきていた。また、熱帯地方の図鑑も用意されていた。
・子どもの中に突っ込んでいくことは大切。それは、子どものやっていることに対するサポートである。しかし、先生の思うようにやってしまえば、それは先生の絵になってしまう。
・技法は、その都度、その都度ニーズによって与えればよい。そうしなければ、みんな同じ絵になってしまう。
・絵は120%やらせる。できました、まだできていません、これでいいです、もっとやりたいです、という完成度を育てる。そして、このことは同時に鑑賞の学習でもある。
・完成度を育てることは、1年生のうちからやらなくてはいけない。1年生でも、自分で考えて、できました、これでいいですと言ってもってこさせなければいけない。
・導入は言葉ではない。その前に、自由な環境、雰囲気ができているか。子どもの心的な環境ができているかがとても重要である。

机間指導しながら子どもに話した言葉
・もっと勇気をもて。
・くちばしは線ではない。
・もっと冒険してもよい。こわがらない。失敗したらまたぬればよい。
・鳥は、羽とくちばしの色は違う。
・翼は翼の感じ、体の場所によって羽の感じはちがう。
・猿はとってもかわいいけれど、猿の手が大切。何かをつかもうとしているのだから、手足の先の表現をもっとやる。
・空間を大切にする。林をもっと描くと奥行きはでる。
・葉っぱがはっきりしない。外枠だけがはっきりしている。主役は外枠ではない。葉っぱの中があるから、結果的に外枠ができるものだ。
・その筆ではできないから、先生の筆を使ってみて。どうして先生がこんなぱさぱさの筆をとっておいたかわかる?ほら、羽毛が描けるよ。
・思い切った色をつかってください。
・5年生だから言うよ。君が描いたこの蓮は上から見た蓮。でも、横から見るとどう?よく見て。

・すばらしい。
・君ならできます。絶対にできます。
・自信を持て。大丈夫よ。
・すごくきれい。きれいだけれど、何かが足りない。
・満点です。でも、それに満足しない。
・わかった?できるよ。
・いいよ、どんどん描いちゃえばいい。ぱーってぬっちゃって、それから考えればいい。
・失敗したっていいんです。またやればいいんです。やり直すことも勇気です。

 内野先生は、必要な子には、どんどん言葉がけをしていったし、技法も教えたし、金、銀の色を作ってあげたりもしていた。
「子どもの中に突っ込んでいくことは大切。それは、子どものやっていることに対するサポート。しかし、これで、先生の思うようにやってしまえば、先生の絵になってしまう。」
この言葉が意味するところがとても重要だと思った。

私は、現場で起こっている問題点は、次のようなことだと思う。
・指導すべきところを指導していない。一見子どもの気持ちを尊重しているようだが、放任している。
・子どもが自分で決めるべきところを先生が指示をだし、先生が決めてしまっている。
・子どもが自分で発見すべきところ、自分で気付くべきところを、先生が教えてしまい、先生が子どもの発見と気づきを奪っている。

 私には、内野先生のように、見てすぐに、子どもの思いがよりよく表現できるようなサポートはできない。見ただけでは、どこまで口を出していいのかわからない。だから、「対話」が必要なのだ。先生の役割は、その子の思いがよりよく表現できるようなサポートをすることだった。

 「下塗りは単なる背景ではない、世界の色だ。」という言葉もとても印象に残った。
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by hita61 | 2010-07-27 23:25 | 小学校
 7/13(火)に東京都品川区立第三日野小学校の内野務教諭の授業を見学させていただいた。内野先生は、ドキュメンタリー映画「トントンギコギコ図工の時間」(監督・野中真理子)の舞台となった第三日野小学校の図工専科の先生である。
 授業は、第1校時から第6校時までの計6時間見学させていただいた。第1校時から第4校時は、5年生2クラスを2時間ずつ、第5・6校時は、6年生の1クラスの授業を見学させていただいた。更に、休み時間や放課後もお忙しい時間をさいて、お話をしてくださった。
 内野先生は、「本当にずっといたね。」とおっしゃったが、本当にずっといたくなる図工室であり、内野先生だったのだ。私にとって、刺激的で、新しく知ること、感じることが多く充実した一日だった。第三日野小学校では、内野先生が子どもたちに何を語り、どう関わっていくのかを見たいと思った。
 
 内野先生は、子どもたちにABCの3つの勉強についての話をされていた。これは、内野先生が子どもたちにずっとお話をされてきていることだ。
Aの勉強は、音楽、図工などの芸術の勉強。
Bの勉強は、国語、算数などのように点数がつくもの。基礎的・基本的な勉強。大切だし、なくてはならない。そして、教えてもらうための勉強。Bの勉強の中にも、Cの勉強はある。
Cの勉強は、自分から社会の知識を身につけていく勉強。口蹄疫、ワールドカップ開催国についてだったり。Bの勉強ができても、Cの勉強ができていないようではだめ。
ABCの勉強3つが1つになって、私たちは豊かな人間になれる。
という話をされていた。この勉強の話はとても共感できるものであったし、こういうことも子どもたちにちゃんと伝えていかなければいけないことだと思った。

 内野先生が、子どもたちに語る言葉がとても勉強になった。その言葉がもつ意味がとても重要で、教師の姿勢としてもとても重要なことだと思った。だから、今回は、内野先生が話されたことを書きだした。

 5年生の授業は、椅子作りのイメージ図から始まった。子どもたちは図工ノートに、9つ程度の椅子のイメージ図を描いてきていた。内野先生は、図工ノートを見て、f0236373_2316249.jpg
・悩みが足りない。
・こだわっていない。
・新しい線、形で椅子を作ろう。
・みんな同じではない。
・例えば、曲線からイメージするなど、言葉から考えるのもおもしろい。
・椅子の脚、座るところ、背中にあてるところが、ばらばらではいけない。それをトータルデザインという。
・脚は、1本でもいい。では、1本で立たせるときはどうすればいい?
・デザインを冒険しましょう。
・この形はだめだと、自分の仕事に×をつけてはいけない。そこから、自分の仕事をふくらませるのだ。どうすれば、それができるか考えるのだ。例えば、(絵を描いて見せながら)こんなときどうすればいい?
・浦和の埼玉県立近代美術館には、くちびるの形をした椅子があるよ。東京都デザインセンターにも行ってごらん。いろいろあるよ。
・先輩が作ってきた椅子の写真がたくさんあるから、見てください。ただし、まねをしてはいけない。
・テーマは大切。
・材料は大切。場合によっては、材料から形を発想することもある。形を作るために、どんな材料がいいか考えることもある。
・座れなくてもいい。アートの椅子だから。図工室の椅子は、象が乗っても大丈夫なほどとても丈夫にできている。使えるための椅子もとても大切。でも、図工では、アートな椅子。
・形や色にこだわりをもちなさい。
・自分の中のものをあきらめてはいけない。

 子どもたちは、また自分の椅子のデザインを考えてくることになった。

 内野先生の言葉から、椅子のデザインを通して、もっと、もっと、考えろ。自分を高めろ。もっと、自分と向き合え。中途半端なことはするな。というメッセージが感じられた。そして、子どもが何をどう考えていけばいいのかが分かるように、形、色、材料、テーマ、デザインなどの視点の指導をしていた。
 映画で見た椅子は、子どもたちが本当に、練って、練って、練って作りだしていたものだと分かった。そうやって作っているものだから、制作の集中力も違うし、作品に対する思い入れも違うのだ。

 特に「この形はだめだと、自分の仕事に×をつけてはいけない。そこから、自分の仕事をふくらませるのだ。」「自分の中のものをあきらめてはいけない。」という言葉が印象に残ったし、すごくいいなぁと思った。
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by hita61 | 2010-07-26 23:19 | 小学校
 児童それぞれの活動が始まってからしばらく、少し不安そうな表情と動きをしていた子を見ていた。
 その子は、周りを見回し、周りの子が活動に入り出してから、自分の活動に入っていった。長尾先生に教えていただいた通りに、椅子を使って板を切ろうとした。しかし、選んだ板が長かったこと、10cmくらいの幅あったこともあり、うまくバランスがとれなかった。そこで、その子は、木工バイスを使うことにした。
 木工バイスを使って板を切り終えた後、今度は、椅子を使って5cm幅ほどの板を選んで切った。全部で、3つの長方形の木を切り取った後、L字型など他の形に挑戦していった。
 L字型に切ることは、大人から見ればとても簡単なことだけれど、子どもにとっては難しいことだった。
 どの向きに木を置けばよいのか、どこから切り始めればよいのか、自分はどの位置に立ち、のこぎりの刃をどのように板にあてればよいのかなど、板を動かしながら悩んでいるように見えた。そして、試しながら、今まで使っていた大きなのこぎりでは使いづらいと判断したようで、ミニのこぎりに持ち替えた。やや時間はかかったが、L字型を切り取ることができた。
 このような、子どもが自分で考える場面がとても大切なのだと思う。「いろいろな形に切る」という投げかけによって、表したい形が生まれ、創造的な技能を働かせることができるのだと思った。そして、その投げかけの時、すぐには切れないちょっと難しいV字型などを提示することで、四角や三角だけではない、いろいろな形のイメージがふくらむのだと感じた。

 活動が進むにつれ、子どもたちがいろいろな形を切ることを楽しんでいる様子が伝わってきた。また、のこぎりの使い方にも変化がでてきた。のこぎりの刃を真上からまっすぐに見て切るという基本的な使い方だけでは、自分の表したい形にすることに対応しきれなくなった子もでてきた。自分ものこぎりも斜めになりながら、自分の表したい形ができるように、また、自分の切りやすい切り方を見付けられるように試行錯誤する様子も見られた。

 ずっと前、ある先生が、「小学生が、ドライバーを杭のようにして上から金槌で叩いているのを見た時、愕然とした。」ということをおしゃっていた。このことについて、三澤先生に話した時、「ドライバーの本来の使い方を知っていてやっているのと、知らないでやっているのとでは大きな意味の違いがある。ドライバーの使い方を知っていて、なおかつ、本当にそのように使うことが必要であると思って使っていたのならば、用具を工夫して使ったことになるのではないか。」とおっしゃっていたことを思い出した。

 堅さ、厚さ、幅の違ういろいろな木材を用意することで、子どもなりに、正しい用具の使い方をしながらも、自分なりにより使いやすくなるように工夫する場面が生まれてくるのだろうと思った。
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by hita61 | 2010-07-21 23:25 | 小学校
 7/7(水)に戸田市立芦原小学校の長尾宏一教諭の授業を見学させていただいた。長尾先生は、児童造形教育研究会の会長をされている先生だ。その他にも、定期的に「図工・美術勉強会」を開催したり、教科書作成に携わったりしている先生である。
 3・4校時、第4学年 題材名「ギコギコ、コロコロ、たのしいなかま」を見学させていただいた。子どもたちが初めてのこぎりと出会う題材である。題材の目標は、いろいろな木を、いろいろな形に切ることを楽しむことと、のこぎりの扱いに慣れることであった。
 造形遊び、絵画の題材は見たことがあったが、立体に表す活動の学習を見るのは初めてであった。
 今回見学させていただいたのは、お願いをして第一次。長尾先生がどのように子どもたちに投げかけ、どのような導入をされるのか大変興味深かった。

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 長尾先生が導入で押さえたことは下記の通りである。
 始めに、「木のコレクションをしよう」と提案された。それは、子どもたちが多くの種類の木を色々な形に切ることに興味・関心・意欲を持たせるため。その結果、木を切ることが楽しくなる。のこぎりの扱いに慣れる。色々な形ができると、組み合わせて立体にするときの発想を広げることにつながる。という意図があるとのことだった。
 「大きな木のままだとみんなが持ってきた袋に入らないから、袋に入るように小さく切っていこう。いろいろな種類の木を切ればコレクションできるね。でも、1種類でもコレクションはできます。それは、どうしてでしょう。そうですね。いろいろな形に切ればいいのですね。だから、いろいろな木で、いろいろな形やいろいろな大きさに切って、みんなの袋にサンタさんの袋みたいにつめこんでいきましょう。」と話されていた。そして、ホワイトボードを使いながら、今日の勉強で大切なことは何かを確認されていた。
 また、導入は短い方がよいが、のこぎりを初めて使うので、あえて時間とられていた。それは、安全面を含めて子どもたちがいろいろな道具の扱いをしっかりと知っておく必要があるからとのことだった。子どもたちには、今日の勉強で大切なことを確認してから、「そのために、切り方やのこぎりのことなどを説明しますが、ちょっと時間がかかります。でも、そのことを知らないとけがをしたり、うまく切れなかったりするので、しっかり聞きましょう。」と話されていた。
 子どもたちは、木やこのぎりの使い方だけでなく、木工バイスやCクランプなどの扱い方も興味深く大変よく聞いていた。

 道具の使い方、しまい方の説明について
① 箱に入っているのこぎりの向き、番号が書いてある理由を考えさせる。しまい方、両刃のこぎりにカバーがついている理由。
② ミニのこぎりは、刃が小さいから切りやすいが、時間はかかる。刃が大きいのこぎりの方が威力はある。
③ 「こんな形ができるかな?」と、L字型やリボン型などの図を提示して考えさせる。
④ 図工室の椅子の形の特徴の意味を考えさせながら使い方を押さえる。
 横の一面だけ板が張ってある理由、木材が引っかかるようにできているから、横にして使うとき座る面を自分に向けること。
⑤ 木の節を切るのは、力がいる。節を模様にして使うのもおもしろい。
⑥ のこぎりを使って切るときは、木の上に足を乗せ体重をかける。親指は椅子も押さえ、後の指は木を押さえる。手を置くことで安定させることができる。
⑦ 縦引き、横引きの刃の使い方の違い。で縦引きを使うのは難しいから、横引きを使って縦も横も切ってよいけれども、縦引きは、木目に沿って切るときに使うことは知っていてね。f0236373_2156128.jpg
⑧ 実演しながら、のこぎりで切るときは、最初は、こちょこちょとくすぐってあげる。切れ目ができたら、ギコギコする。
⑨ のこぎりを真上から見ながらまっすぐに切るようにする。
⑩ 真っ直ぐにのこぎりを引かないとどうなるか、やって見せて考えさせる。
⑪ 刃の取り替えができるのこぎりのボタンを触らないようにすること。
⑫ 切り終える間近の、のこぎりの角度や動かす速度の変化に注目させ、どうしてか考えさせる。
⑬ V字型の木ぎれを提示し、「どうやって切ったのか考えて見てね。」と切り方を教えずに考えさせるようにしていた。
⑭ L字型の木ぎれはどうやって切ったのか、考えさせて、やってみせる。長いもとの木から切り離す前に、L字の上の小さい長方形から切っていくことを押さえる。f0236373_21534814.jpg
⑮ 木工バイスの使い方としまい方。机の端に取り付ける理由。木工バイスを使うと両手を使って切ることができること。
⑯ Cクランプの使い方の使い方としまい方。木材にCクランプの後がつかないように、薄いベニヤ板などを挟ませるとよいこと。
⑰ ペットボトルに、おがくずの色ごとに漏斗でおがくずを入れておく。色ごとに分けてとっておくと、飾りにも使うことができるのことだった。
⑱ 紙やすりの使い方。木に巻き付けると使いやすくなること。細かいところは、鉛筆に巻いたり、やすりを折ったりして使うと良いこと。
⑲ 道具を運ぶ時の安全指導と役割分担。

 長尾先生の授業は、めあてが明確で、何を学ぶのかとてもわかりやすく、「あ〜、こうすればいいんだ。」と見ていて気持ちがよかった。また、児童が持ってきた袋の記名の確認、袋のしばり方など小学校ならではのきめ細かい指導であった。
 長尾先生は、いろいろな種類の木材を用意されていた。周りをバーナーで焼いてある木について、バーナーで焼いている理由やどんなところで使われている木か話したり、木目や、色、におい、かたさについて子どもが興味を持つように話されていた。そして、子どもたちが、いろいろな種類の木をいろいろな形に切ることに関心を持つようにされていた。
 さらに、変わった形の木の切り方や、最後にのこぎりたてて使う理由などは、答えを教えずに「考えてみて。」と投げかけて終わっていた。長尾先生の導入は、安全に関しての指導は徹底し、教えるべきことはしっかり教えた上で「どうしてかな?」「なんでかな?」と問いかけるようになっていた。
 のこぎりで木を切る活動は、必ず扱われる題材である。でも、
1 多くの種類の中から自分で木を選択すること
2 木の感触、におい、色、かたさの違いを感じ取れるようにすること
3 いろいろな種類の木を切ってみること
4 どうしてかな?どうやるのかな?と考えること
この部分が、現場の授業で抜けていることが多いのではないかと思った。そして、抜けていることが多いと思われるこの部分が、とても大切なのだと感じた。
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by hita61 | 2010-07-19 23:47 | 小学校
 午後は、鈴木先生が、東京都図画工作研究会城南ブロック研究会が開催される渋谷区立広尾小学校に行かれるとのことだったので、ご一緒させていただいた。
 12月に開催される東京都図画工作研究会城南大会に向けて研究を進めているとのことだった。

研究授業は、1年 題材名「なにができるかな〜?ふわふわかみで」
      6年 題材名「白いかたち」

 1年生の題材は、うすば紙を使って、自分の思い付いた活動を楽しむものだった。
 6年生の題材は、薄いケント紙を様々な形に変形させ自分の気に入った形を見付ける。その見付けた形をたくさん作り、組み合わせたり、並べたりしながら自分の気に入った「しろいかたち」を構成していく活動であった。本時は、気に入った形を組み合わせたり、並べたりしながら自分の気に入った「しろいかたち」を構成する活動であった。

 私は、特に1年生の活動を見せていただいた。
 うすば紙は、デパートで洋服を買ったときに、包んでくれるうすくてやわらかい紙だ。全判の大きさのうすば紙を1000枚くらい用意していたとのことだった。
 私は、そのうすば紙がとても気に入った。なぜならば、やらわかくて、簡単に形が変えられて、しかも、変形させたときに破れにくく、扱いやすい。また、触れたときの感触もよく、軽いのでセロハンテープで簡単にとめることができるからだ。
 新聞紙を使った同じような題材は見たことはある。新聞紙は、新聞紙のよさがあるが、私は、このうすば紙の白い世界、1年生でも扱いやすい素材によって、よりイメージや活動が広がるのではないかと思った。
 児童は、体に巻き付け服を作ったり、色から雪山をイメージしたり、大きな紙を生かして迷路を作ったり、素材とのふれあい楽しんでいた。
 始めは、不安げに周りの様子を見ていた子が、イメージが湧いて、活動に没頭する中で、だんだん自信をもっていったことが分かった。それは、表情、友達との会話から感じ取ることができた。一人での活動が、2人になり、3人になり、4人になっていた。その中で、「〜したらどうかな。」「〜してもいいかな?」「これは、〜だから〜して。」「あっ、いいね。〜しよう。」と他の子も仲間に加わることで、意見を出し合い、変わっていくことがわかった。これが、集団の力なのだと感じるとともに、集団生活である学校で行う価値の一つでもあるのだと感じた。
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by hita61 | 2010-07-16 23:06 | 小学校
 授業終了後も、貴重な時間をさいてお話をしてくださった。f0236373_109107.jpgf0236373_109652.jpgf0236373_1085956.jpgf0236373_109462.jpgf0236373_109152.jpg 図工室は、色々な材料や用具が豊富にあり、必要に応じて子どもたちがすぐに使えるように整備されていた。一番驚いたのは、アクリル絵の具の色が、100色は超えているということ。ずっとやっていくうちに、作った色だけでなく、色が混ざり100色を超えたとのことだった。使っていないときは、プラスチックのケースにしまわれていた。
 その他にも、9Bの鉛筆、カラーの筆ペン、インク、画用紙の種類などいろいろなものを教えていただいた。鈴木先生は、いろいろな画材や材料を知っているが、その画材や材料を効果的に使うためにかなり研究をされていた。
 刷毛もたくさんあった。特に気に入ったのは、持つところが長い刷毛。書道家が大きな紙に大きな文字を書くように、体全体を使わないと使えないし、そうやって描くことがとても気持ちよさそうに感じたからだ。

















 紙の大きさや素材にもかなり工夫をされていた。少し細長いもの、正方形に近いもの、小さいものなど不定形の紙をたくさん用意されていた。黄金分割もいいけれど、紙の形や大きさを変えるだけで、子どもたちのイメージは広がると話してくださった。そして、この紙の準備に相当な時間をかけることも話してくださった。

鈴木先生に次のことを伺った
1 今回の題材を通してつけたい力
 つけたい能力というふうには思っていない。子どもが元からもっているものがすごいという考え方である。子どもがもっているものがステージの上にでてくるように、アシストするような気持ちでいる。
 色や形を通して子どもが決断していく場面を少しでも多く作りたいと思っている。
 今回は、体を使ってほしいと思った。体を動かせばいいというわけではなく、小さく没頭するのも体全体。新しい素材と出会って自分はどうするかと考える時間を作ってあげたかった。

2 授業に大切にしていること
① そのような題材が設定できているかが大前提にあるが、夢中でやってほしい、無心でやってほしい。中途半端なおしゃべりはだめ、真剣勝負で図工室で活動していってほしいと思っている。
② 材料や素材、用具を大切にしてほしい。
③ 友達、自分の表現を大切にしてほしい。

 「どういう風に感じるの?」「考えてごらん」というような、子どもが自分と向き合うような言葉がけを多くされていたように感じた。そのことについてうかがったら、「一人一人違うので、尋ねることで少しでも開いてくれたらその子のイメージが確認ができる。見ただけでなく、もっとすごいことをいっぱい思っているし、考えているので、そのきっかけがほしくて子どもと会話をしている。」と話してくださった。

3 子どもたちに伝えたいことは
 チャレンジ。試すことも必要だが、とことんやる。いい感じを見付けるために、チャレンジ。
 以前教えた2年生の子が、ダンボールでつんでつんでとても大きなシンボルタワーをつくった。その作品が仕上がったとき、その子が「先生、手が動いて止まらないよ。鳥肌が立つよ。」と言って自分のほっぺを両手でぱんぱん叩いていた。その時が、新しい自分を見付けたとき、新しい自分になったときだと思う。それが、チャレンジだと思う。
 ぬりたくって、失敗したら、もう一度つぶしてやる。そのくらいの気持ちでないと、そんな簡単にはできない。

4 図工室経営で大切にしていること
①子どもが試す時間を保証すること。子どもが何かをするまで待つ。
②失敗しても大丈夫という尊厳を保証すること。
③自分と目の前の子どもたちの題材を開発し続けていること。
 例えば、いいアイディアだと思って、そのアイディアをまねしても、自分が教えている子どもとは同じようにはいかない。それは、その先生と自分が違うから。だから、目の前の子どもたちと何ができるかを考えていくしかないし、それがすべてである。目の前の子どもたちと何ができるかを一生考え続けていくことだと思うと話してくださった。

5 先生にとって図工とは
子どもから元気をもらうこと。子どもから力をもらうこと。

6  造型遊びの評価はとても難しいイメージがあるがどうか。
 型遊びの評価は、その子が何をしているのかにどこまで寄り添えるかで評価できるのではないか。
評価ができないということは、子どもがやっていることを先生はちゃんとみてとっているのかなというふうに考えられる。
 造型遊びのねらいの4観点の評価の中で、どんなことを発見したり、作り出したりしているのかを常にその瞬間を写真に撮っておけば、十分評価できるのではないか。
 大がかりのやるのが造型遊びと考えるのではなくて、今回やった題材「心にさく花」も造型遊びでもあるし、並べたり、積んたり、つなげたりしていく中で、その子がやりたいことを見付けていくのが造型遊びだと思うとのことだった。

 お話をうかがっていて、鈴木先生は、常に子どものことがまず1番にあって、子どもをすごく大切にしていることがとてもよく伝わってきた。また、鈴木先生は学校の研究主任もなさっていた。図工以外の仕事でも学校に貢献することは、図工に対する理解にもつながっていくのだと思った。
 
 今の子どもの生活はとても忙しい。前のめりで生きている感じがする。だからこそ、悩んでもいい時間、待つ時間、そんな時間を大切にしていきたいというお話も印象的だった。
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by hita61 | 2010-07-16 15:30 | 小学校