図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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 旅するムサビで北海道に行った。千歳空港で、北海道の図工美術の先生が出迎えてくださった。大変ありがたかった。f0236373_0584878.jpg
 
 まず、北広島市にある「大地太陽幼稚園」を見学させていただいた。私が一番初めに発した言葉は、「うわ〜、いいなぁ、こんな幼稚園に通いたい。」だ。そう思ったのは、とにかく、楽しい空間がそこに広がっていたからだ。
 広い園庭、身近な材料で作られた児童の作品やオブジェ、わくわくを倍増させる楽しい色、太陽の動きがわかるように光を取り入れることのできる園舎の形、森・・・見ているだけで私の好奇心をくすぐるものがたくさんあった。
 一言で言うと大地太陽幼稚園には、未来があった。それは、
今度は〜しよう、明日は〜しよう、いいこと思いついちゃった、これで〜できるかもしれない、という子どもたちが次の活動へと思いを巡らせることのできる空間、つまり、未来を考えていくことのできる空間があった。そして、それは発想を鍛える空間でもあった。さらに、自分で決定していくことで、自己責任を学ぶ空間でもあった。

 そのような空間を確保するために、場作り、環境作りの工夫が徹底されていた。
例えば、自然材を使った子どもがつくったオブジェ、
    手作りの移動可能な遊具、
    幼児が使いやすいように水分量を調節した土
    使いたくなるような材料広場や色彩
    何気なくピカソやモネなどの作品が掲示されていることが子どもの表現につながっていること
    森、畑や山羊、温室、ランチルームに温水プール
    文字を教え覚えさせるのではなく、文字が読めるようになりたくなるような掲示、
    絵を描かせるのではなく、絵を描きたくなるような環境

 一見、自由に遊ばせているかのように見えても、実は、子どもの活動が広がるように、子どもが自分の力で学べるように、子どもの見えないところでの下準備が徹底されていた。

 学習の場作り、子どもに合わせた環境を作ることによって、子どもが自らの力で学びとることができる。そして、それは子どもにとって自らの力でできたという達成感を味わうことにも、自信をつけることにもなる。
 
 図工は能力を育てる教科なので、子どもの興味関心を高め、発想や創造的な技能を育てることができるような、先生の準備がとても重要だと感じた。

 場作りによって児童の学びが変わってくる。子どもがよい活動ができるようにするために、場作りと、教師の見えない支援が重要だと実感できた。
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by hita61 | 2010-06-22 01:05 | 他の場所