図工について考え、これから勉強していこうと思っている小学校教師の日記


by hita61
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 新座市立八石小学校の田尾先生からメールをいただきました。
田尾先生の文なのですが、田尾先生のあたたかさが感じられて、本当にその通りだなとすごく共感できたので、その文をこのままアップさせていただきました。

「図工は個別指導のかたまりだな、とよく思います。題材取組の初回は全体への指導ですが、制作がはじまったらその子その子に向き合う指導です。声かけ、アドバイス、用具の使い方、危険行為の注意、安全確保。直接対応しなくともその子の制作状況を見ておくだけでも個別指導になります。2時間でクラス35人に何らかの指導を心がけています。そして、子どもと一緒に題材に取り組んでいる感じがします。
それと同じ指導は野外での写生授業で、2クラス70人全員への現場での個別対応は不可能です。2時間で指導できるのはせいぜい10人程度。1週目は上流でかいている子、2週目は中流でかいている子、3週目は下流でかいている子を中心に見ようというパターンです。で、学校にもどって全員の絵を見直して、その日まったく対応していなかった子どもたちの中で「あっ、こんな絵をかいていたのか」と思う絵を見るとなんだかうれしい気持ちになります。教員が声かけしなくてもちゃんと自分の絵をかいている、現場指導ではわからないよさがあります。たぶん、帰校して時間をおいて見直す、その時間差がこちらに冷静さをもたらすのではないかと思います。現場では目先の指導に気がとられ、教師が「なんとかしよう」という先走った思いが強くなります。帰校後という条件は、子どもと絵のありようが、時間をおくことで冷静にみられるのかもしれませんね。」

 6月3日(木)に八石小学校に行かせていただいた時、玄関の天井にたくさんの三角錐が飾られていました。風で揺れたり、回ったり、とてもきれいでした。6年生が作ったそうです。その三角錐をそのまま処分してしまうのはもったいないと考えて、今度は4年生が「おさんポくん」と作ったそうです。動画も添付していただいたのですが、階段を上る動きや、Uターンする動きが愛らしく、おもしろいです。そういう、アイディアがすごいなぁと思います。こういうことが、どうしようかなと考え続けることの一つなのかなと思いました。
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by hita61 | 2010-06-06 00:29 | 小学校
 今日の講義で、一番しっくりきたことは次のことだ。

美術による教育・・・美術の活動を通して人間的成長を図る
美術の教育・・・美術そのものを教える
美術家・・・作品制作などを通して経済的活動をする人、職業

「による」がすごく大切で、義務教育に図工・美術がある理由がとても短い言葉でよくわかった。そして、小学校は「美術による教育」だから
・結果に至るまでのプロセスが大切。
  その過程で自分で考え、判断していく。自分の中の価値づくりが行われる。
・作品を見るのではなく、作品を通してみる。
  だから、子どもに表したかった感じ、などを聞いたり、話したりしながら、作品だけでは分からないことをフォローしなければいけない。対話が大切。
・子どもにかかわっていかなければいけない。内面が分からないと評価はできない。

「による」とか「通して」とか、とても短い言葉だけど、深い。
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by hita61 | 2010-06-02 02:30 | 武蔵野美術大学